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国や自治体による推進に伴い、近年起業を志す方が増えている傾向です。一昔前とは異なり、低資金で起業ができたり、さまざまな融資・補助金の活用ができたりと、起業家にとってはチャレンジしやすい環境が整いつつあります。
そんな起業家から注目を集めているのが「富士宮市」です。富士山が見えるまちとして知られる富士宮市ですが、実はビジネスにおけるさまざまなメリットがあります。そこで、今回は富士宮市で起業するメリットや活用できる補助金、起業支援などについて詳しくご紹介していきます。
冒頭でも触れた通り、近年富士宮市で起業するケースが増えています。観光客の増加に伴い、経済が活性化している富士宮市では、さまざまなビジネスチャンスがあるのです。
実際、観光ビジネスや地域資源を活用した起業は珍しくなく、新たなビジネスの可能性があるまちとして注目されています。
また、起業以外でも、「ワーケーション」「地方へ移住してリモートワーク」などのワークスタイル実現のために、富士宮市が選ばれることも少なくありません。
富士宮市は、少しずつ「ビジネスの街」として認知が広がり、起業や事業展開、地方進出などで注目されつつあります。
起業場所として富士宮市を選ぶにあたり、そもそも「選ぶメリットは何なのか」は気になるところではないでしょうか。せっかく起業をするなら、チャンスの多いエリアを選びたいと考えるのは自然なことです。ここからは、起業場所として富士宮市を選ぶメリットを解説していくため、ぜひ起業場所選びのヒントにしてみてください。
起業場所に富士宮市を選ぶメリットとして、まず挙げられるのが資源が豊富であることです。
富士宮市には、他の都道府県・市にはないさまざまな資源があります。例えば、富士山の湧水を活用した食品加工業や醸造業、農業などは、品質の高い商品を生み出す味方となってくれるでしょう。
また、富士山観光を活かした宿泊業やアクティビティ事業なども、観光客の増加に伴い成長が期待できる分野です。地元の特産品である富士宮やきそばをはじめ、地域ブランドを活かした事業展開も可能で、競争力のあるビジネスを構築しやすい環境が整っています。
globe glass on grass with sunshine. environment concept
富士宮市で起業するメリットの一つが、起業を志す人々に向けた支援体制が整っていることです。例えば、「ビジネスコネクトふじのみや」では、起業に関する相談対応や、事業計画の策定支援、資金調達アドバイスなどのサービスを提供しています。そのうえ、富士宮市や商工会議所、信用金庫などと連携している窓口でもあるため、多角的なサポートで信頼できる点も魅力です。
また、コワーキングスペース「Connected Studio i/HUB」では、起業家向けにイベントが開催されたり、勉強会が実施されたりすることもあります。そのため、同じ志を持つ仲間とつながる機会も豊富なのです。
上記はあくまでも一例であるものの、富士宮市は自治体・民間それぞれが起業家志望の方をフォローしています。
起業するうえで、富士宮市を選ぶメリットがアクセスの良さです。富士宮市は、静岡県内でも比較的東京都心に近い立地であり、ビジネスの拠点として優れたアクセス環境といえます。
例えば、東海道新幹線の「新富士駅」まで車で約30分、そこから東京駅まで約1時間で到着します。また、東名高速道路や新東名高速道路を利用すれば、車での移動もスムーズです。
都内へのアクセスが良ければ、首都圏のビジネスパートナーや顧客との打ち合わせ、商談もしやすいのではないでしょうか。地方にいながら、都市圏と連携した事業展開ができるのは、富士宮市ならではのメリットでしょう。
富士宮市は、移住者を対象とした支援制度が充実している点も大きな魅力です。例えば、「移住定住奨励金制度」を活用すれば、移住と同時に起業する際に最大200万円の奨励金を受け取ることができます。
また、住居費や子育て支援などのサポートも整っており、家族で移住して起業を目指す場合にも有利な環境です。近年は、家族で移住して新たなビジネスを展開するケースが増えてきているため、富士宮市の手厚い支援は魅力的なのではないでしょうか。
単純に、ビジネスの拠点にするだけではなく、こうした支援を活用することで、移住と起業を両立しやすい環境が整っています。
関連記事:コスト削減とは?実施しやすいアイデアやメリット、注意点を解説
ここからは、富士宮市への進出にあたり、利用できる補助金について解説します。どのような補助金が利用できそうなのか、以下からチェックしていきましょう。
※実施機関によっては終了している場合もあるため、最新の情報をご自身でチェックしてください。
富士宮市で起業するにあたって、まず注目したいのがスタートアップ関連の補助金です。経済産業省では「ディープテック・スタートアップ支援金/ディープテック・スタートアップ支援事業」として補助金を展開しています。
技術を確立したり、事業化や社会実装に向けて取り組む企業を対象とした補助金です。「国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構」が実施しているのが特徴で、上限金額は30億円にものぼります。
対象業種が製造業や情報通信業などに限定されてしまうため、起業を検討している自分の業種と照らし合わせてみてください。
参考:「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」に係る公募について
富士宮市独自の制度ではないものの、活用できる補助金として雇用環境に関するものがあります。
例えば、厚生労働省の「人材確保等支援助成金」では、就業履歴の管理をするためのシステムやキャリアアップに必要な設備の導入に、最大で3,000万円の助成金を提供しています。中小企業主も対象であり、支給の対象費用は実際にかかった金額の3分の2~2分の1です。
ただし、申請のためには、最大1年間の事業年間計画の提出や、業種が建設業であることなど、やや狭い範囲となっています。
検討している業種が建設業であれば、対象者に該当しやすいためチェックしておきましょう。
参考:人材確保等支援助成金(建設キャリアアップシステム等普及促進コース)
富士宮市独自の補助金として、特産品関連の制度があります。「特産品開発付加価値向上等推進事業補助金」として、最大で15万円を交付する制度です。
富士宮市ならではの豊富な農水産物を活用し、特産品を開発したり、付加価値をつけたりする企業に向けた補助金です。
具体的には、特産品を作るにあたって必要な機械設備の導入費用や、パッケージのデザイン制作で必要な費用、開発した特産品を広めるための広報費用などで利用できます。
なお、本助成金は1年度につき1回利用が可能です。富士宮市ならではの事業を展開したいと考えている方としては、もっとも適した補助金制度といえるでしょう。
関連記事:富士宮市の魅力
ここからは、富士宮市における起業家向け支援内容を解説します。仮に、富士宮市での起業を決めた場合、どのような支援を受けられるのかは気になるところでしょう。不安や疑問を解消したうえで起業に臨むためにも、あらかじめ以下の相談先について確認しておいてください。
富士宮市では、地域の創業を促進するために「富士宮市創業支援等事業計画」を策定しています。産業競争力強化法に基づいて策定されたものであり、国からも認定を受けている点が特徴です。
富士宮市創業支援等事業計画に基づき、起業を目指す方や、創業に関する疑問を抱えている方へ向けたイベントを開催しています。
「初めての起業で何から始めたらいいのか分からない」といった方も対象のイベントが多いため、初めて起業にチャレンジする方にもおすすめです。
創業相談窓口の設置は、富士宮市が独自に実施している取り組みです。毎月第4火曜日の10時から15時に無料で創業について相談できます。予約及び当日受付も可能であるため、自分の都合の良いタイミングで相談できるのは大きな魅力でしょう。
ちなみに、創業相談窓口で対応するのは、経営指導員です。経営に関するノウハウや知見を持つ専門の指導員が対応してくれるため、起業におけるより専門的な部分まで相談できます。
また、経営のほか財務や人材育成、販路開拓などについての相談も可能です。そのため、「まずは相談してみたい」「分からないことだらけで困っている」といった方の相談先としても最適でしょう。
参考:創業相談窓口
富士宮市では、定期的に創業支援セミナーを実施しています。創業に関する基礎知識を学べるセミナーであり、基本的な経営を中心として、起業志望者向けに情報発信をしています。
セミナーは、全4講座で構成されていて、実施日は2日間です。(各日2講座ずつ実施)
ただし、セミナーでは定員が設けられているため、早めのお申し込みも必須です。こまめにセミナー情報を確認し、見逃さないように注意してください。
参考:創業支援セミナーについて
富士宮市は、女性の活躍にも注力しています。女性の創業支援事業として、女性創業者向けのセミナーを開催したり、相談機会を設けたりしているのが特徴です。
起業を希望している女性のニーズに応え、創業の基礎知識や心がまえなどについて、セミナーで発信しています。さらに、セミナーで学ぶだけではなく、同じ志を持つ女性同士で交流を深める機会も設けているのが魅力です。
そのため、ビジネスに直結する部分だけではなく、横のつながりも深められるのが富士宮市の支援事業の魅力です。
令和2年度女性創業者支援事業『ここから始める私の道 start up café~私の起業ことはじめ~』
富士宮市で起業する事例を見ると、特定の領域に限らずさまざまな業種が展開されています。ただ、「とくに富士宮市での起業におすすめ」と言われる業種が存在するのも事実です。
ここからは、富士宮市での起業に向いている業種をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
富士宮市での起業に向いている業種として、まず挙げられるのが観光ビジネスです。近年はとくに観光客の流入が多く、国外からの来訪者も少なくありません。実際、富士宮市近辺の観光地には外国人も多く見られ、インバウンドが促進されている状況がうかがえます。
そんな富士宮市では「登山」「キャンプ」「温泉」などのアクティビティ需要があるため、観光関連の領域はとくに富士宮市と相性が良いのです。
具体的には、ゲストハウスの運営やグランピング施設の展開、アウトドアツアーガイドなどが挙げられるでしょう。また、近年増えている外国人サービスとしては、体験型観光の提供もおすすめです。和食を作ったり、忍者体験をしたりするなど、「思い出作り」にフォーカスした事業は、外国人からのニーズも高めといえます。
富士宮市で起業するにあたって、とくに向いているのが飲食関連ビジネスです。富士宮市には、ローカル系のグルメが多い傾向にあります。中でも「B級グルメ」と呼ばれるグルメの人気が高く、観光客向けの飲食需要も高めです。そのため、富士宮市では、グルメに関する領域で起業するケースが多いといえます。
実際、富士宮市のB級グルメとして人気の「富士宮やきそば」に独自のアレンジを加えた創作料理店が数多く展開されている状況です。
さらに、地元の食材を使ったベーカリーやカフェなども富士宮市での起業にピッタリでしょう。富士宮市は野菜や果物など、地元で採れる食品が多く、「地元食品を使った一品」として提供できます。
ちなみに、大規模な店舗経営ではなく、テイクアウトを専門に小規模で起業するケースもあります。登山客向けに、テイクアウト専門のスイーツや軽食などを提供することも注目される起業アイデアです。
富士宮市で起業するにあたり、相性の良い業種であるのが、食品における製造や加工に関するビジネスです。富士宮市は水資源が豊富であるため、食品加工業との相性が良いと言えます。
地元産品を使った加工食品の開発は、まさに富士宮市で少しずつ増えている形態の事業です。具体的には、チーズやクラフトビール、燻製肉などの製造・加工などがあります。
また、富士宮市エリアの道の駅や観光施設向けに、オリジナルの加工食品を展開するといったアイデアもあるでしょう。
水資源豊かな富士宮市において、食にまつわる起業アイデアは無限にあると言っても過言ではありません。
富士宮市で起業するにあたり、適した業種として挙げられるのが、Web業界やクリエイティブ業界です。
近年、静岡県全体でリモートワークや地方創生が進んでいる状況であり、「自然豊かな場所で働きたい」といったフリーランスが増えています。
Web業界やクリエイティブ業界は、リモートワークの代表的な業種であり、場所を問わずに働けるのが魅力です。そのため、富士宮市で起業しやすい業種であるといえます。
例えば、富士宮市にてWeb制作やWebデザインなどを請け負ったり、富士宮市の観光や特産品をPRするためのSNS運用代行を担ったりすることなどが挙げられるでしょう。
富士宮市で起業するにあたり、向いている業種として該当するのが地域密着型の事業です。日本では少子高齢化の進行が進んでいる状況であり、富士宮市も例外ではありません。そのため、福祉関連のニーズが高い状況なのです。
具体的には、訪問介護や家事代行サービスなど、シニア向けの事業は、とくに重宝されやすい傾向にあります。
また、急速に拡大しているITやAIについて、子どもに学ばせたいといった親のニーズもあります。そのため、子ども向けのプログラミング教室も人気です。
富士宮市では、さまざまな世代に向けた地域密着型事業が求められているため、ぜひ自分の得意領域を地域密着型スタイルで提供できないか、イメージしてみてください。
関連記事:スマートワークとは?企業が導入するメリットや事例、具体的な対応をご紹介
富士宮市で起業する際、困ったときの相談先・利用先としておすすめの施設・機関があります。ここからは、富士宮市での起業に興味がある方へ向けて、実際に活用できるスポットをご紹介します。
富士宮市では、ビジネス領域を包括して支援する場所として「ビジネスコネクトふじのみや」が設立されています。
商工会議所や信用金庫なども連携した相談窓口であり、「これから事業者になりたい」と考えている方に心強い存在です。
ビジネス関連のイベントも豊富で、「無料相談会」「セミナー」「オープンカンパニー」など、多様な活動を実施しています。
大規模な展開を検討している経営希望者だけではなく、個人事業主として独立を検討している方の相談も受け付けている点も魅力です。
起業に関する知識・経験が豊富な担当者が相談に応じてくれるため、困ったことがあれば積極的に活用していきましょう。
【ビジネスコネクトふじのみや】
公式HP:https://bizconnect-miya.com/
「Connected studio i/HUB」は、富士宮市に根付くコワーキングスペースです。作業場所や交流場所として活用できるスペースであり、個人事業主やスタートアップなどが中心に利用しています。
もくもくと作業をするために利用することも可能ですし、他の利用者と情報交換をするために立ち寄ることもできます。
立ち上げた事業所の拠点として住所利用も可能であるため、「自宅の住所を拠点として公開したくない」といった方からも人気です。不定期ではあるものの、ビジネスに関するイベントも多く展開されているため、これから富士宮市で活動していきたいと考えている方におすすめです。
【Connected Studio i/HUB】
住所 :静岡県富士宮市大宮町31 澤田ビル1F/2F
営業時間:9:00~18:00(月額会員は24時間利用可能)
休業日 :土曜日・日曜日・祝日・その他
電話番号:0544-66-6880
公式HP :https://connectedstudioihub.com/access/
「どこで起業をしたらいいのか分からない」「そもそも成功できるビジネスアイデアが思い浮かばない」など、起業を志しているものの不安や疑問で悩む方は少なくありません。
しかし、富士宮市であれば、起業に関する支援を受けられるだけでなく、補助金・助成金なども活用できるため、起業しやすい環境が整っていると思います。
さらに、富士宮市ならではのニーズも多く、他のエリアと比べてビジネスを成功させやすい環境と言えるのではないでしょうか。
資源が豊富で、手厚い支援が得られる富士宮市で新たなビジネスを展開していきませんか?コワーキングスペースやサテライトオフィス、創業支援窓口などを積極的に活用しながら、自分らしい起業を目指していきましょう。
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